県内初の「もにす認定制度」(障害者雇用中小事業主認定)に社会福祉法人慈愛会が認定
令和3年3月4日)
障害者の雇用の促進及び雇用の安定に関する取組の実施状況などが優良な中小事業主が認定される、「もにす認定制度」に社会福祉法人慈愛会が認定されました。
「もにす認定制度」は、障害者の雇用を促進する目的として、労働局を通じて、厚生労働大臣が認定する制度として令和2年度に創設されました。本制度の認定を受けるのは、鹿児島県内では本法人が初めての事となります。
障害者支援施設 愛の浜園では、数年に渡り障害者雇用を実施して参りました。施設はすでに利用者のためにバリアフリー化がなされており、労働環境としても、身体に障害を抱える方でも安心して働いて頂けるように整備されています。またソフト面では雇用推進のための専門家を招いた研修、職員による基礎的な知識・技能等の習得、障害者に働き易い環境を提供するための合理的配慮の促進などの職場づくりを行っています。
今回は県下では初めての認定ということもあり、我々慈愛会の取り組みが、障害者雇用の身近なロールモデルとして公開されることで、鹿児島県内外の企業に障害者雇用の輪が広がっていく事が期待されています。
障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度(もにす認定制度)とは
障害者の雇用の促進及び雇用の安定に関する取組の実施状況などが優良な中小事業主を厚生労働大臣が認定する制度。
認定制度により、障害者雇用の取組に対するインセンティブを付与することに加え、既に認定を受けた事業主の取組状況を、地域における障害者雇用のロールモデルとして公表し、他社においても参考とできるようにすることなどを通じ、中小事業主全体で障害者雇用の取組が進展することが期待されます。
「もにす」とは(ロゴマーク)
ロゴデザインは障がい者が企業を丸く優しく包み、多様性を受け入れ、「共に社会貢献をしていこう!」という前向きな想いを表したキャラクター。マークの愛称は「もにす」で、共に進む(ともにすすむ)という言葉と、企業と障がい者が共に明るい未来や社会に進んでいくことを期待して名付けられています。